菜園のそら豆がたくさん収穫できたので
家族のリクエストで今夜はそら豆ポタージュになりました。
(糖質は1カップで3,5gくらい)
もぎたてそら豆を茹でて皮を剥き、牛骨ボーンブロスで煮込み
ブレンダにかけた後、生クリームを加えて塩こしょうだけで味付け
ボーンブロスがあればコンソメは必要ありません。
とても美味しく感動的です💖
しみじみ味わっていただいています。
この1杯だけでも、ものすごい充足感を味わえます。
満たされている感じ!
これを季節ごとのお野菜に変えればいろいろな香り、味のポタージュが楽しめます。
牛骨ボーンブロス
牛骨を1日かけて煮出しますと
コラーゲンが溶け出しとろとろのブロスが出来上がります!
牛骨はお肉屋さんで分けていただき常にストックしています。
このブロスに塩を加えるだけでもう充分美味しいのですが、
これをベースにいろいろ具を加えてスープを毎日作ります。
例えば、炸魚肚を入れてダブルコラーゲンスープとか!
これは市販のコラーゲンドリンクと比較にならないほど身体にいいです。
市販のコラーゲンドリンクにコラーゲンはほとんど含まれていませんから!
お肉や野菜、たまごを加えてつくれば栄養満点です。
ボーンブロスは赤ちゃんからお年寄りまで必要な栄養を満たしてくれますし、
また病気や体調が優れない時のもっともよい「食事」であり「薬」です。
(よく病気や体調が悪い時に「お粥」が身体に優しい、消化がいいと言われていますが、
実はお粥は消化がとても悪く、長く胃に留まるため胃もたれします。
白米のむき出しの糖質がとろとろに溶けた状態でほとんど噛まずに体内に入るので、
血糖値を上げやすく身体への負担が実はとても大きいのです ⇛
🌟 🌟)
牛骨ボーンブロスは香港的には羅宋湯のベースにもぴったりです!
ボーンブロスはスープを作る以外にも
野菜を炒める時に加えたり、自家製たれに入れるととっても美味しくなります!
香港の野菜炒めや炒めものがシンプルな味付けでも美味しいのは
このブロス(香港では鶏や豚や金華ハム、貝柱等のブロス)のお陰なのです。
私は飲み物は水かお茶しか飲まないので、
このボーンブロスを飲み物としていつでも飲めるようにしています。
(香港では携帯ポットに老火湯を入れて持ち歩く人もいますね)
スープは塩分も摂れるので熱中症対策にも最高です。
(間違っても水分補給にスポーツドリンクは駄目ですよ ⇛
🌟)
ボーンブロスは味噌汁のベースにしてもとてもよく合います!
暖かいので胃を暖め、血流をよくし、代謝を促進させてくれます。
ボーンブロスなんて作るの大変・・・と思うかもしれませんが
鍋に入れて火にかけるだけですし、この美味しさを味わってしまったら
また作りたくなります。毎日飲みたくなります💖
市販のコンソメスープが不味くて飲めなくなります😆
牛骨以外にも鶏、豚、海鮮などの出汁もとてもいいですね。
個人的にはうずらのブロスは最高に美味です。
今、このボーンブロス
日本でも流行りつつあるらしく先日、翻訳本が日本でも出版されました。
数年前にNYから火がついたようです。
(香港にはもっとずっと前からありますが・・・)
香港にはずっと昔からある老火湯
これは本当に素晴らしいスープです。
日本にはこのような骨の栄養を丸ごと日常的に
摂れるような食べ物ってなかなかないですね。
あるとすれば・・・たとえば豚骨スープ
鶏ガラスープ・・・・
でも家庭ではあまり一般的ではないですね。
肉を食べるにも骨なしが普通ですから
香港の家庭では当たり前のようにどの家庭でも必ず毎日
飲んでいるスープ
このスープから得られる栄養や恩恵は計り知れません。
もし家庭で作るスープが固形や顆粒のコンソメやスープの素を
使って作っていたら。。。。もしそれを日々飲んでいたら。。
それは身体に害を及ぼすだけで全く益にはなりません。
味もニセモノですし、栄養がないばかりか、添加物でいっぱいです。
やはり本物には叶いません。本物は塩だけで充分美味しいのです。
本物は身体そのものを作り調整してくれますが、
ニセモノは身体の調子を狂わせ、病気に誘います。
骨は日本ではとても安く手に入ります。
なのにその多くが廃棄させられると聞きます。誰も見向きもしない。
(日本のもみじはその殆どが香港に輸出されているそうです。日本人が食べないから)
非常に残念です。
安くて、栄養価が高く、しかも美味しく、身体にいい食材、なかなかありません。
もっと日本の家庭でボーンブロスが浸透すればいいなあ、と思います。
(ちなみにもみじのスープもお勧めです💖)
私は普段日本語のレシピやCook bookをあまり見ないようにしているのですが、
(あまりにも手抜き、時短、加工品多用のレシピが多く、◯◯風の料理が多すぎて
これまで習得してきた料理の感覚が乱されるのを防ぐために)
日本に戻ってきて、本屋で立ち読みしたスープの本を見て非常にショックでした。
何故?市販のコンソメを使うんだろう?って
どうして骨や肉からスープを取らないだろう?って
時短や手抜きは楽かもしれないけど
それは自分や家族の健康と引き換えになるということを
案じて欲しいなあと思いました。
ボーンブロスは女性のお肌にとーっても嬉しい効果があるのです。
そう、ボーンブロスはスーパーフード!
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骨のスープと牛のコラーゲンは肌質と筋肉の修復を向上させる
コラーゲンは動物の骨に蓄積されているので、
これが骨のスープがスーパーフードと考えられる理由の1つです。
ゆっくりと煮詰めるにつれて、コラーゲンは骨から溶出し、傷んだ骨や筋肉を和らげ、
感染や炎症を鎮め、自然に身体のエネルギー総量を高めます。
ご自身で 骨のスープを作る場合、有機栽培された牧草や飼料を食べた動物のうち、
最高の鶏肉や牛肉だけを使用してください。
コラーゲン量の少なさを改善し、皮膚と関節の健康を改善するために骨のスープを飲む以外に、
ウシのコラーゲンを摂取する方法があります。食事を通して十分なコラーゲンを摂取する問題の1つは、
コラーゲンが最も入手できる骨の部分へのアクセス方法です。
ウシのコラーゲンは、牛の軟骨、骨および皮に見られる天然に存在するタンパク質であり、
人体内にあるものと類似しています。
また、歯、歯肉、眼および血管同様に、皮膚、爪、髪、腱、靭帯、筋肉および骨の主要成分であるタイプI
およびタイプIIIコラーゲンとして知られているコラーゲンが得られます。
ウシのコラーゲンは、DNA鎖とRNA鎖を構築するために必要な免疫栄養素のアミノ酸であるグリシンと、
健康な筋肉の成長を促進し、 運動中にエネルギーを生成するクレアチンを形成する3種のアミノ酸の1つと、
自身のコラーゲン産生のために重要なプロリンを提供します。
ウシのコラーゲンの補充がもたらす6つの健康上の利点は次の通りです:
1グリシン含有がもたらす深い睡眠およびセロトニンの放出
2肌の色調、質感および外見の改善、さらにセルライトの削減の可能性
3局所的に見た場合の肛門掻痒症(痒み)、および痔疾患の軽減、にきびの改善、抜歯後の痛みの軽減
4軟骨を磨耗させる骨関節炎を治療、および鎮痛効果と骨の強化 筋肉の生成、
5最適な運動回復のための組織の修復、靭帯および腱の支持
6胃内で生成され欠かせない消化液であるアミノ酸のグリシンによる消化管の健康と消化機能の改善
参照:
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お肌にだけではなく、身体のさまざまな箇所に必要な栄養がたっぷり含まれています。
香港スープのように毎日飲み続けたいスープですね。
ボーンブロスは腸にもとてもよいです。
ちょっと前まではコラーゲンは食べ物から摂っても結局アミノ酸に分解されて・・・・
食べても意味なし!なんて言われていましたが、最新の実験結果ではやはり
コラーゲンは食べるとコラーゲンを作りやすく働くことが分かってきたそうです。
実験結果はどうであれ、私は実際にコラーゲン質の食べ物を摂るとお肌の調子がよくなることを
何度もこれまで体験してきているし、なんと言っても動かぬ証拠が香港人ですよね!
私は体感を信じます💖
ボーンブロスについてはまだまだ語り足りないので
また機会をみて書きたいと思います!
このボーンブロスを作ると、最高のプレゼントがついてきます。
上澄みに脂が浮いてくるのですが、これを掬って保存し、炒め物などに使っています。
とても健康的な動物油脂です。
よく澄んだまったくクセのない上質な脂です。
我が家ではクッキングオイルは
動物油脂(ヘッド、ラード、鴨の脂、バター、ギー)
植物油脂(ココナツオイル、亜麻仁油、オリーブ油、ときどきピーナッツオイル、ごま油)
を使っています。
炒め物には酸化に強い動物油脂を
揚げ物には酸化に強く、さらっと揚がるココナツオイル
ドレッシングなど生食の場合は亜麻仁油、オリーブ油
という感じで使いわけしています。
Foodexで出会ったのですが、とても美味しいです。
脂についても、書きたいことがたくさんあるのですが、今日はここまで!
またいつか書きます。